旋盤主軸端とチャック取付

JIS-A1(ASA-A1)旋盤主軸端とチャック

• A1型主軸端は小端面・大端面ともにタップ穴があります。

  ※A1主軸端用・A2主軸端用のチャックがともに装着可能

• A2型主軸端は小端面に穴なし、大端面にタップ穴があります。

  ※A1主軸端用チャックのみ装着可能

主軸端寸法図

主軸端主要寸法表

直装型チャックの取付

直装型のチャックは旋盤主軸に直付けできるように設計されています。
ご使用の旋盤主軸の規格を確認しチャックを選定してください。
通常、取扱説明書に主軸規格の記載がありますが、もし不明な場合は上記の寸法表を参考に実測するか、下記の機種別主軸形状表でご確認ください。

注意

A1主軸端用チャックはA2型規格の主軸には取り付けできませんのでご注意ください。
A2主軸端用チャックはA1型規格、A2規格どちらの主軸にも取り付け可能です。
例えば、当社プレート及びMI型インデペンデントチャックは全てA2主軸端用ですので、A1,A2規格のどちらにも装着可能です。
直装型スクロールチャックは型式によりタイプが異なりますので、必ず装着可能かどうかご確認ください。

普通型チャックの取付

普通型チャックを旋盤主軸に装着するためにはプレート（フランジ）が必要です。
プレートを主軸に取り付け、そこにチャックを取り付けます。
※JIS規格主軸用のプレートを当社で販売しておりますのでご用命ください。
　プレート選定には直装型チャックと同様、十分に主軸規格をご確認下さい。

取付時の注意

チャックを旋盤に装着する際には主軸、プレート、チャックそれぞれの当たり面を点検し、傷・サビ・付着物があれば取り除いてください。
小さな傷など（特にふくらみ）が精度に大きく影響しますので普段からのメンテナンスが重要です。
※JIS規格主軸用のプレートを当社で販売しておりますのでご用命ください。

旋盤メーカー機種別主軸端形状表

ご注文の際には旋盤メーカー名、機種を必ずご連絡ください。

• A1型スピンドルには全ての直装型チャックが取り付けられます。
• A2型スピンドルにはA2主軸端用チャックのみが取り付けられます。